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あい鴨の飼育

あい鴨の飼育地域
あい鴨は北京ダックで知られている中国を中心に、世界三大珍味の一つとであるフォアグラで有名なフランス、又、あい鴨の食文化が定着しているタイ、マレーシア、台湾、韓国、日本等のアジアの諸国で商業的規模の飼育が行われてきました。しかしながら、近年、相次ぐ高原性鳥インフルエンザの発生により、飼育場所の閉鎖、縮小に伴い、高原性鳥インフルエンザの影響のない国として、新たにブラジルにおいて飼育が始まりました。
現在、フランス以外の国で飼育されているあい鴨はイギリスのチェリーバリー社により北京種を肉用に改良したチェリバレー種が主体です。

当社では、あい鴨の生肉を台湾、から、鴨肉の加工品(食肉製品、冷凍食品等)を台湾と中国から開発・製造輸入しております。当社が取り扱うあい鴨は全てチェリバレー種(紅茶鴨で親しまれております。)です。当社のあい鴨肉及び加工品は孵化場から飼育、処理、加工までの全てのプロセスを一貫した衛生管理のもとに実施し、安全管理には万全を期しております。あい鴨は高原性鳥インフレエンザやその他の病気にかからない様に特別の注意が必要です。

あい鴨の飼育
◇あい鴨は種鴨場より採卵した卵を専門の検査員が一つ一つ丁寧に検査し、その中から、健康な卵をえりすぐり、衛生的に管理された孵化場で孵化させます。
◇孵化した雛は健康状態を厳しくチェックし、飼育場に送られる。
◇飼育場に送られた雛は成長過程、季節変動に応じ、飼育場の環境と飼料の配合を工夫し、安全で健康な成鴨に育てます。この間、徹底した防疫管理、衛生管理を行います。

【孵卵場】
◇種鴨場より採取された卵は孵卵場に運ばれます。
◇卵場では鴨の卵殻の表面に付着している汚れを水洗し、サルモネラ菌等の病原菌を薬剤で殺菌後、検査員が鴨の卵を一つ一つ丁寧に破損、変形、殻の状態等を検査し、健康な卵のみを選別します。
◇選別した卵は産卵後24時間以内に衛生的に管理された孵卵器の中に入れられます。孵卵器は温度を37℃前後、湿度60~80%に調整し、雛の孵化を待ちます。この条件において卵は28日前後に孵化し、雛が誕生します。

【卵の検査】
 卵を一つ一つ検査を実施し、健全な卵を選別する。
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【卵の孵卵場】
温度、湿度をこまめに管理し、調整致します。
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【飼育場】
◇孵化した雛は飼育日数により幼雛期、中雛期、大雛期に区分けし、飼料配合や飼育環境を代えて飼育します。
◇幼雛期の鴨の飼育 孵化後 1日~約20日の鴨
孵化した雛は一羽一羽、専門の検査員により健康状態を検査されます。
その結果、検査後は約15%の雛が淘汰されます。
◇幼雛期の鴨は病気にかかり易く、この時期の飼育には病気に対して細心の注意を払います。このために、入舎直後の雛に対して35℃前後にコントロールした部屋で飼育し、雛の飼育日数、発育状況に応じ、温度、湿度、飼育面積、通風管理、光照等の調整を行います。
◇幼雛期の鴨を飼育する鴨舎は土壌からの雑菌や寄生虫のなどによる病気を防ぐため、土壌の影響を受けない構造を有するケージ飼い鴨舎で飼育致します。
◇この時期には必要に応じ、鴨の病気を予防するために必要に応じ、ワクチンを投与します。
◇鴨舎は洗浄、殺菌を行い常に衛生的な状態に保ちます。
◇外部からの病気の感染を防ぐため、鴨舎への人の出入りは厳しく制限しております。鴨舎には指定の作業服を着用後、消毒してから鴨舎に入室します。

【孵化直後の雛】
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 孵化した雛は専門検査員により健康状態を検査し、健康な雛を選別します。

【中雛期~大雛期の鴨の飼育期間】   
◇中国では孵化後 約20日~50日間
◇台湾では孵化後 約20日~70日間
・この時期の鴨は健康保持するために、運動が必要となります。
鴨はケージ飼い鴨舎から平飼鴨舎に移動します。
・中国の鴨舎の構造は夜間に過ごすケージ飼い鴨舎と日中に運動するために併設された小池付きの放し飼い鴨舎(地面)で構成されています。
鴨舎は常に清掃を行い衛生的に保っております。
・台湾の鴨舎の構造は鴨が日中に運動する場所しとて大きい池が併設されている鴨舎で構成されております。
チェリバレー種は飼育環境(気温)により影響を受けるため飼育場所により飼育期間が異なります。

【出荷直前のあい鴨(チェリバレー種)】 kamo seitai shasin.jpg
◇当社が中国、台湾で飼育しているあい鴨はトレーサビリテイにより、安全管理を行なっております。
また、動物医薬品の食品衛生毎に基準をつくり、原則的として、15日以上の休薬期間を設けることを義務付けております。         

【飼育時の飼料の栄養価(一例)】

栄 養 成 分

 幼  雛  期

 中 雛 期~大 雛 期

代替エネルギー量(ME)

 2,850Kcal/㎏

2,950Kcal/㎏ 

粗たんぱく質含有率(CP)

 16%

 16%

粗脂肪含有率(CF)

 4.0%

 4.2%

灰  分

 4.0%

 3.8%

り   ん

 0.7%

 0.65%

カルシウム

 1%

 0.85%

カリウム

 0.8%

 0.6%


【飼育時の生体重量】
◇飼育期間は飼育場の環境、飼料の与え方により異なりますが、生体重量が 4000g前後になるまで飼育されます。
◇中国、ブラジルにおける飼育期間  50日前後 (孵化日より)
◇台湾における飼育期間         70日前後 (孵化日より)
 

 飼 育 期

 幼雛期

 中雛期~大雛期

 重  量

 50~1,000g

 1,000g~4,000g

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E.出荷(飼育場~屠場)
飼育が終了した紅茶鴨は健康状態を検査し、出荷されます。
あい鴨の飼育Ⅱ
   
野鴨の飼育
野鴨は全世界に分布生息しているので有史前より世界中の人々食していた水鳥で、養殖の起源は東洋にあったと言われていますが、エジプトではB.C.2000年頃にカモをとらえている彫刻があるともいわれています。またヨーロッパではB.C.100年頃アヒルが飼育されたとも言われ、これは東洋から伝わったとされています。


鴨の養殖
わが国では平安朝のころ鴨の養殖が行われていたと伝えられていて、当時の読まれた歌、日記などから推察されます。近くは明治維新に長崎を経て京都地方に欧米の改良種がはいったともいわれています。しかし判然とした記録のあるものは明治10年(1877)ころアメリカからツールーズとペキン種の輸入があったということです。この頃を日本の養殖の最初と見るのが妥当と思われます。


大阪アヒル
近畿・中国・四国が主産地で、特に大阪では日本の在来のアヒルとペキン種を交配した大阪アヒル(昭和24年品種として公認)とし飼育されていました。但しその後、これは小型のため殆ど英国のチェリバレー種に置き換えられ大型の肉用のものになりました。
その概観は、羽は白色、脚は黄色、嘴は黄色、75日飼育で、雄3.6kg~4.0kg、雌3.2kg~3.4kgになり、夏には食欲がなく10%位落ちるとされています。

一方、野生のマガモは狩猟期間:内地(11月15日~2月15日)、北海道(10月1日~10月31日)など制限があり一般市場に出回ることは極めて少ないものになっています。

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